講演録「創業に対する心構えと成功のポイント」第二部
土下座
「社長を辞任されて会長に就任されましたが、社長と会長との違いは何処にありますか?」岐阜羽島駅まで迎えに来ていただいた、株式会社タニサケの会長である松岡浩さんに車中で質問してみた。「土下座して謝るような覚悟から、解き放たれたことでしょうか」と松岡さんはおもしろい言い方で、違いを教えてくれた。何となく分かる表現だ。社長という立場は、それほどに厳しく、しかも、すべての責任を負っていることを意味しているのだ。社長の辞書には「弁解」の文字は無いのである。 説明をします。今後、皆さんが事業家になって、社長になると、部下のミスに真っ先に相手先へ行って、土下座をする勇気がいります。土下座して謝らなくてはいけないことが、これから出てきます。例えば、自社のセールスマンが、交通事故を起こし相手をケガをさせたら真っ先に行って謝らなくてはいけない。上に立つ者の役目なんです。覚悟を持たなければいけない。続いて読みます。



